Good Jobsで2名の生徒がボランティアを行いました

みなさん、こんにちは。
今回は、Blue Oceanの隣にある施設であり、小学生から高校生までが通所している放課後等デイサービスGood Jobsで、ボランティアを行なった2名の生徒についてお知らせをさせていただきます。

2名とも、7月からBlue Oceanを利用されている高校在学中の生徒です。

今回実習を行った目的としては、在学中の学校でもうじき就職活動が始まることから、企業先での自己紹介をする為の練習の場としています。
実習日が決定する前から、個別活動の時間で2名とも自己紹介文を考える時間とし、実際に自己紹介をする場面を想定しながら、自分自身の得意なことや苦手なこと、その具体例までを考えることで、相手も理解しやすい文を作成することを心がけていました。

ボランティアを行う中では、ただ自己紹介を行うだけでなく、子ども達との関わりもあるので、それぞれで目標設定も行なっています。

まず、Nさんについてです。
Nさんは、自己発信力が弱く不安感が強いという特性があります。
実習は1日間だったのですが、初めは不安感が強いという特性からソワソワしていました。
目標として決めていた「自己紹介を行うこと」と、「スタッフや利用している子ども達に質問を行うこと」を達成する為に、時間を追うごとに子ども達と積極的に関わり、笑顔も多く見られていました。

次に、Iさんについてです。
Iさんは、判断力や理解力の苦手さ、新しい環境には慣れるまで時間がかかるという特性があります。
Iさんは、新しい環境に慣れるまでに時間が掛かるという特性から、初めのうちは室内の隅に座ったり、スタッフから声をかけられるまで、どうして良いか分からずに立ち尽くしていたりすることがありました。

「自己紹介を行うこと」と「言われたことを理解して取り組むこと」を目標としており、子ども達と関わりながらも、スタッフが行う業務も依頼して、時間を掛けつつも理解して取り組んでくれていました。

実習後は、2名とも疲労感が見られていました。
しかし、就職活動開始前に実習を行ったことで、実習前と比べて就職活動のイメージを抱くことができたと感じています。

このように、まずはBlue Oceanに隣接しているGood Jobsでボランティアを行い、働く経験の第一歩を踏み出す機会を作っています。