Iさんが行った職場実習について

みなさん、こんにちは。
今回は、7月19日〜31日までの2週間、品出し作業の業務で実習を行った、Iさんについてのご紹介をさせていただきます。
今回の職場実習について
Iさんが抱える症状や特性
Iさんは幻聴と幻覚の症状があり、疲労が増してくると症状が強くなってしまうという特性があります。
Iさんは今回初めて職場実習を行ったのですが、とても緊張が強い様子が見られていました。
実習を行う前に、自己紹介文を考えて文字に起こし、何度も実習中に起こりえそうなことや、幻聴や幻覚に対する自己対策の洗い出しを行いました。
また、実際に実習先まで自転車で行く練習を事前に行ったり、バスで行くことを見据えた乗降するバス停の確認をしたりと、当日になって焦ることがないように準備を行いました。
実習中の様子や、行った工夫について
実習中はIさんと年代が近いスタッフの方が複数名おり、緊張した面持ちではありながらも、笑顔が見られながら働いている様子が見られていました。
初めての実習ということから、疲労感が気になるところではありましたが、実習後にIさんへ感想を聞くと、
「幻聴や幻覚が程良い疲労で和らいでいたから、嬉しかった」
「疲労感よりも達成感が強く、とても充実した2週間だった」
との言葉が聞かれました。
勤務時間においては6時間だったのですが、疲労度合いが増してくると、Iさん自らスタッフに相談して、座りながらでも出来る業務を行うことができたようです。
今回の実習では、自分の一番に気になる特性を十分に理解して臨むことができた為、とても充実した時間を過ごせたと思います。
このように、自分の特性に対して配慮をもらいながら働いている卒業生は多くいます。
自分の不得意なことってなんだろう?
職場への配慮って、どのようにもらったら良いんだろう?
と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。
Blue Oceanの見学・体験等、お問い合わせは、
下記のリンクまたはお電話で承っておりますので、
お気軽にお問合せください。