カンパニーワークシミュレーションについて その1
みなさんこんにちは。現在Blue Oceanでは、「カンパニーワークシミュレーション」という学習を行っています。模擬会社をグループで、ビジネスアイディアから自分たちで考えて、事業計画を立案し、利益を立てていくまで行います。
今回はこのカンパニーワークについて、2回に分けて解説していこうと思います。
1回目は代表の後藤さんにカンパニーワークに関するインタビューを行いました。
野中:よろしくお願いします。
後藤:よろしくお願いします。
野中:カンパニーワークを始めようと思ったきっかけは何ですか?
後藤:事業所を立ち上げる際に、元々、カンパニーワークを行う事は考えていました。
現在の障がい者雇用の世界は、企業内で誰でもできる仕事を切り出して、障害のある人への仕事に割り当てるものが多いですが、その世界は法定雇用率2.2%の枠に限られています。
しかし、実際に働きたい障がい者は、法定雇用率の中だけでは収まりきらない数がおり、国内で、わずか7%程度しか一般就労できていないのが現実です。
障害があっても優秀な人材は大勢います。
「誰でもできる仕事をできるようになること」に主眼を合わせるのではなく、自分のスキルを磨き、それを持って企業で活躍したり、自分でサービスを立ち上げることがこれからは大切だと考えました。
障害があるからこそ、スキルを磨き、そのスキルで仕事を獲得する力がBlue Oceanでは、大切だと考えています。
そこで、個人事業主として働いたり、起業する事を視野に入れて事業所に通う人の事を考えて、カンパニーワークを始めました。
野中:カンパニーワークを行う目的は何でしょうか?
後藤:起業家になりたい人や個人事業主になりたい人にとって大事なのは、サービスを新しく作り出してそこで利益を上げるという事を循環させる事なので、一通り大切な部分を学ぶという目的があります。
後藤:それ以外にも、実際に企業に入社する人にも有益な経験になると思っています。
ただ会社で社員として言われた通りに働くだけでなく、交渉する術や仲間とコミュニケーションを取る技術が、ステップアップするためには必要になるので、カンパニーワークで身に着けてほしいという目的もあります。
野中:インタビューありがとうございました。
次回はメンバーにインタビューを行った際のまとめ記事になります。
お楽しみに。