障がい者の働く現状を数字で解説!

みなさん、こんにちは!アドバイザーの平田です。
これから定期的に障がい者の「働く」に関する情報を発信していきます。記事を読んで少しでも皆さんの働くことへの参考になれば幸いです。
今回は情報発信第一弾として、数字で読み解く障がい者の働く現状をお伝えしたいと思います。
2021年の総務省の統計によると、日本全国の健常者の労働人口(18歳~65歳)は約68,680,000人。実際に就職して仕事をしている人数は約66,670,000人と、約97%の人が何かしらの仕事をすることができています。
では、障がい者の数字はどうでしょうか?
障がい者の労働人口(18歳~65歳)は約3,650,000人。就職している人は約650,000人で、約17%の人が仕事をしている割合になります。
次に求人件数です。
2023年3月時点でのハローワークの一般求人(フルタイム・パート)は1,194,460件。一方で障がい者雇用求人数(フルタイム・パート)は18,976件です。

この数字をみて皆さんはどう感じましたか?
働きたくても働けない・・・そんな現状がこの数字で見て取れると思います。
じゃあ、そもそも働くことは難しいのでは。と落胆するのではなく、では、この現状を打開して働く為にはどのようなことに取り組めばよいか?これを考えることがとても大事だと思います。

例えば、障がい者雇用求人にこだわらず、一般求人から攻めていって仕事を勝ち取ることも方法の一つです。そのためにはスキルやこれまでの経験、自分に合ったものをしっかりと見定めていくことが必要になります。
簡単な道ではないかもしれませんが、現在は在宅就労も増えてきており、法定雇用率の引き上げや、20時間未満の短時間労働も法定雇用率に換算される等の施策もあります。以前に比べると働く選択肢は広がっていることも事実です。
この機会をチャンスと捉え、今から行動していくことをおススメします。一歩を踏み出す勇気を私達ハローダイレクトが後押しできればと思いますので、まずはお気軽にご相談ください!

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