就労移行支援事業所における「自己負担額」について

みなさん、こんにちは。

今回は、就労移行支援事業所における「自己負担額」についてお話しをさせていただきます。

事業所を利用したい場合、このような思いをされたことがありませんか？
「利用料金って、月にいくらぐらいかかるのかな」
「既に利用している方達って、どれぐらいの額を払っているのかな」などなど・・・。

まず、自己負担をする額は、厚生労働省によって定められています。
仕組みとしては、負担額の9割を市区町村が、利用される方が残りの1割を支払います。
前年度の世帯の収入によって、自己負担する額が発生するかどうかが決定します。

〈自己負担の基準目安額〉※お住まいの市区町村や事業所によって、内容は異なる場合があります。

①生活保護世帯、市区町村民税非課税世帯（年収300万円未満）、昨年1年間働いていない方→0円
②市区町村民税課税世帯（年収670万円未満）→9,300円
③上記以外→37,200円

親や兄弟（姉妹）と暮らしていても、世帯の収入には入らない為、利用される方のみの収入が反映されます。
また、配偶者と暮らしている場合は、ご本人様と配偶者との合計した収入が反映されます。
自己負担額が発生する②や③に当てはまる場合は、500円〜1,200円/日×月間での利用日数分で、金額が決定されます。

事業所によっては、交通費や訓練で使用するテキスト代を負担するところもあります。
また、先程お伝えした通り世帯の収入ごとで上限額は決まっている為、収入や事業所の利用日が増えても、上限を越すことはありません。

自分の前年度の世帯収入が分からない方は、お住まいの市区町村窓口でご確認をされてみてくださいね。

〈ブルーオーシャンを利用している方達の状況・支払い方法〉

○状況
自己負担の基準目安額で上記に挙げていた「①」（0円）に該当する方が9割を占めており、その方達は自己負担なく利用をされています。

○支払い方法
「②」（9,300円）や「③」（37,000円）に該当される方は、事業所を利用するご本人様、もしくはご家族の方の銀行口座引き落としになります。
ブルーオーシャンでは、交通費や昼食代、テキスト代は負担をしておりませんので、ご利用される方の負担となります。
ご了承ください。

自己負担額においての悩みがなくなると、安心して訓練ができる理由の1つになるのではないでしょうか。
私たちスタッフと一緒に、就労に向けて自分でできることを増やしていきませんか？