【メールマガジン】メルマガ Vol.8

皆さま、こんにちは。
皆さまに弊社の活動を知っていただき、障がいのある子ども達や大人の“働く”の現場を身近に捉えて、障がい者の“働く”にさらに関心を持ってもらい、皆さんとその環境を活性化していくために、メールマガジンを発行させていただいております。
末長く宜しくお願い致します。

−最新ニュース&お知らせ−
コロナ禍、障がい者雇用においても大都市圏を中心にリモートワーク採用の需要が伸びています。
企業に求められる法定雇用率が段階的に引き上げられる中、地方と異なり企業が集中する大都市圏は、障がい者雇用の超売り手市場の状態は続いています。
(一例を挙げると、厚生労働省調べでは、東京都では障がい者向けの求人数に対して採用された人の割合が22.3%(16年度、事務職)で全国最下位)

大都市圏で働きたくても、引越しし生活していくだけの費用を捻出するのが難しかったり、環境の変化に柔軟に対応することの難しい地方に住む障がい者にとって、リモートで働けるメリットは大きいと感じます。
職種の選択範囲が広がり、賃金も期待ができます。

後は、どのくらいの頻度で会社に出社する必要があるのかどうか。
週に2、3度となると厳しいけれど、完全リモートであったり、3ヶ月に一度、半年に一度等の頻度で出社を求められる程度であれば、より大都市圏での就職が現実味を帯びてきます。
リモートでは、会社に対する帰属意識が芽生えづらいのではないか、という不安も拭えませんが、様々な工夫をこらしながら帰属意識を持たせ、定着のための取り組みを行う企業も見られます。

私達が運営する就労移行支援事業所Blue Oceanにおいても、東京に本社を置く企業や宮崎市内のIT企業、県内の図書館等に提案をし、リモートでの職場実習を積極的に展開しています。

●放課後等デイサービス Good Jobs(グッジョブ)
子どもたちが楽しみにしていた夏休みもそろそろ終わり新学期が始まろうとしています。

4月に入った新規児童たちもすっかり馴染み、以前からの友達のようにみんなで遊ぶ姿が見られます。
子ども達の成長速度は凄まじく、何かしてほしいことがあっても言葉でどのように表現して良いのかがわからず泣いて訴えていた子が、今では「〇〇貸してください」「〇〇してほしいです」など言葉で表現することができるようになってきました。

夏休みには子ども達が主体となり、毎年恒例の縁日を行いました。
チームを組んで友達と協力して進めたり、自分だけの出店を黙々と作成したりとそれぞれの特性や性格がわかりやすく現れる活動となりました。
屋台によってはどのように行なっていくのだろうか……と思う物でも子ども達がアイデアを出し合い、立派な出店を出すことができていました。
残念ながら保護者の方や相談支援員の方をお招きしての縁日は延期となってしまいましたが、コロナの状況を見ながら10月に実施予定となっていますのでまたお知らせさせていただきます!是非、ご参加ください。

グッジョブでは、子どもたちの自立に向けて様々な取り組みを行なっておりますが、中高生にはできるだけ公共交通機関や自転車を使い通所してもらっています。中高生の様子を見て小学生は「〇〇くんはバスで来てるんだね」と刺激になっているようです。
自立に向けて小学生は中高生から刺激を受け、中高生はそんな小学生のお手本となるように、さらに”働く”に向けて自立を進めていけるよう支援していきたいと思います。

グッジョブは現在定員10名に達しておりますが、見学・体験は随時受け入れております。
利用希望の場合は空きが出た際に、順次お声がけしています。

●就労移行支援事業所 Blue Ocean(ブルーオーシャン)
今回は、職場実習についてお伝えします。

就労移行を使用して就職する際には、就職前に職場実習をする場合がほとんどです。
企業との相性を確かめるための実習や、働く経験を積むための実習等、各々の就職に向けたステージ別に実習を組んでいきます。
いずれも、利用者さんたちが事業所から社会に出ていく為の貴重なステップです。

昨今の実習では、現場と在宅を織り交ぜることもあります。
新型コロナウイルスの影響もあり、在宅勤務も広まってきている為です。
どちらの実習方法でも、利用者さんと密に連絡を取りながら、より良い実習になるように支援をしていきます。

まず現場での実習時は、基本的に1人で出勤して実習に挑みます。
その為、実習開始時と終了時に毎日連絡を取り合い、
・きちんと時間通りに出勤できているか
・何か困っていることはあるか
・本日の業務内容
などを聞き取ります。
実習期間中には、数回に及ぶ実習先訪問を実施して雰囲気や企業の方との関係性なども確認します。

次に、在宅での実習時にも、基本的に1人で自宅で実習課題に取り組みます。
・受け入れ企業と実習の目的や目標を共有する
・実習中に、随時進捗状況を確認して、不明点や難点は一緒に解決する
主に上記のような支援をしていきます。

6月からの2ヶ月間においては、
・建築資材の会社にて1名
・Webデザインに関する会社にて1名
・オンラインでの実習を動画制作に関する会社にて1名
が実習を行いました。

就職に向けて、それぞれ目標を持って、日々懸命に実習に励んでいらっしゃいました。
毎日、実習の感想等を聞き取る中で、日々成長を感じています。

今後も、実習が決まっている利用者さんがいらっしゃいます。
就職に向けての貴重なステップを、全力でサポートしていきます!

−その他−
●募集
社員、アルバイト募集
就労100パーセントに向けて想いを共にできる方、ご紹介頂けましたら幸いです。
・ブルーオーシャン支援員(資格、経験不問、障がい者就労100%に向けて想いを共有できる方)
・グッジョブ指導員(保育士、児童指導員、作業療法士・理学療法士、精神保健福祉士)
・ITエンジニア(ホームページ作成やアプリ作成)

●学生インターンシップ募集
大学生、全国から募集しています。又、一芸がある高校生、事情があって中途退学をしてしまった人、障がいがあっても、どんどん高みを目指したいと思う学生も可能です。
インターンをして得られるものは、障がい者が働くことへの世界初のカリキュラムを体感、ベンチャー企業ならではのスピード感、世の中を変えてみたいという熱い気持ち、地球規模の考え等々。

●ボランティア募集
グッジョブ、ブルーオーシャンで障がいのある子どもや大人と接し、自身の知識や経験を共有してくださる方、また障がい者が働くことに何らか貢献したい方、どなたでも活動へのご協力お待ちしています!

−はじめじいじの格言−
「コミュニケーション力」
この言葉程、就活で悩まされることはないのではなかろうか。
「コミュニケーション力が高い=立板に水のように話す=企業から好かれる」
私達は知らず知らずのうちに、こういうイメージを持っているのではなかろうか?

しかし、心配しなくていい。
企業は、自社に合っている人を選ぶだけなのだ。
まして、事業モデル毎や、勤務地、配属されるチームに合っている人を選ぶだけなのだ。

わしは、永らく採用する側に居たからよくわかる。
自分の会社以外にも採用コンサルの会社にコンサルしていたくらいだからだ。

「コミュニケーション力」は分解すると5つに分かれる。
1. うまく話す能力(端的にわかりやすく話す)
2. うまく聞く能力(重要なポイントを聞き出す)
3. 配慮する能力(相手の気持ちを考える)
4. 関係を広げる能力(物怖じしない、ちょっと図々しい)
5. 関係を維持する能力(人を嫌わない、人に嫌われない、人によって違う事を言わない)
(もし障がい者雇用として面接をするなら、自分の障がいを説明し、配慮してもらいたい点を端的に伝えるという能力は別途必要ですね。)

さあ、コミュニケーションが苦手と思っていても上の1〜5のどれかは当てはまるでしょう。

そしたら、次はその強みを磨く練習と面接の実践練習をたくさんやってみましょう。

2が得意かなと思った人は、集団面接の時は、似た意見の集約や、わかりづらい点の確認役を買って出ればいいし、
5が得意と思った人は、集団面接の時の各人の良いところを織り込んで話すのもいいと思う。

一流大学を出て、コミュニケーション能力が高そうな学生(立板に水のように話、空気が読めない)が、一向に内定を貰えないという事はよくある事で。

面接は、あるがまま、自分をどれだけ知ってもらうか?なんだけどなあ。
そこには、いいことも苦手なことも、失敗した言いたくないことも伝えることが最上なのかとじいじは思う。

そう思えば、面接やコミュニケーション能力なんて、なんにも怖くないと思いません?

あるがままのあなたに来てもらいたいという企業は必ずあります。
もうね、企業なんて世界中に腐るほどありますから!

だから、何もしないのではなく、努力は続ける、挑戦し続けている
ありのままを伝えることが大切なのだと思います。

私達ボラシェアは伴走し、それを生徒と一緒に乗り越える瞬間を頭に描いて
ニコニコして生徒と接しています。

〜はじめじいじ〜
両親が全盲。
父は音楽の教師、母は特別支援学級の講師で育つ。
21歳でアメリカで会社を3社起業。従業員規模約450人の会社を17年間経営し売却。
その後投資家として、多くの起業家を育成。東証一部上場を果たした企業や、障がい者雇用促進の会社などがある。
ボラシェアのミッションは、「障がい者が100%働ける世の中を作る」です。悪いけどこれも本気です。

−最後につぶやき編集後記−
もう少しで夏休みも終わりです。
夏休みは子ども達と遊ぶ時間が平日よりもぐっと増えるのですが、熱中症に気をつけながら、ひたすらに鬼ごっこやボール遊びに夢中です。
いつも子ども達よりも指導員のほうが先に体力の限界を迎えてしまいます。
子ども達の体力に脱帽です。私
も昔は走り回って遊んでいたのになぁ。
子ども達と一緒に体力の向上に励みたいと思います。(メルマガ担当:大賀)

問合せは下記へ
電話:0985-89-0288
メール:support@volashare.com