【講義のご報告】宮崎大学にて講義を行いました
12月6日火曜日、弊社社員の木下大輔・星﨑大典が宮崎大学にて講義を行いました。
2人は、日常生活において車椅子を使用しています。
講義は、肢体不自由者の支援の実践として、車椅子を実際に漕ぐ・押していただくことを通して「バリアフリーマップ」を作成するという内容で行いました。
「学内通路は通りやすいか(通路やスロープの勾配・段差・溝・幅の広さ)」
「施設内のバリアの状況(座席に車椅子のままちょうど良い高さや位置でつけるか・エレベータの奥行きは十分か・トイレの配置や手すりの位置/高さは適切か)」
など車椅子ユーザーや介助者の困り感を実際に体験いただくとともに、木下・星﨑も同行し日々行っている移動・動作の際の工夫をお伝えしていきました。
「雨の日の移動や外出はどうしていますか」「自動販売機は使いますか」などの質問や、「立って歩いていると小さく感じる勾配や傾きも、車椅子ではかなり大きく感じて自力で漕ぐのが厳しかった」などの感想をいただきました。
「手伝いましょうか」の一言が、私たちにとって大きな助けになること、車椅子ユーザーに限らず、障がいがあって困っている方を見かけたら積極的にお声がけして欲しいことをお伝えしています。
私たちはこれからも障がい当事者として、共生社会の実現に向け過去の経験やこれからの展望を積極的に発信してまいります。