【講演登壇のご報告】「多様な発達を支援する生活・学習サポーター養成講座」にて講演を行いました
Blue Oceanの星﨑です。
10月1日土曜日に、「多様な発達を支援する生活・学習サポーター養成講座」にて「当事者の経験から学ぶ」と題してオンラインで講演を行いました。(主催:一般社団法人 みやざき子どもサポートリンク)
多様な特性のある方の支援に関心のある方や、特性を持ったお子さんがいらっしゃる保護者の方に向けて、今回以下のような内容で行いました。
- 自己紹介
自身の障がい/特性や長所と短所・これまでの経歴などについて話しました。
私は保育園・小中高と普通学校に通ってきました。
そのような選択をした理由や、ITが趣味・得意分野となった理由をお話ししました。 - 就労へのターニングポイント
就職活動中の苦悩や葛藤・ボラシェアに就職が決まるまでの経緯についてお話ししました。
まとめとして、「初めから失敗しないよう周囲が支援するのではなく、本人が困った時に相談できる環境を作っていただきたい」と述べ、「失敗から学ぶことも多い」ということをお伝えしました。
以下、ご参加いただいた皆様からのお声を一部ご紹介します。
自律できる社会を目指す様に、企業も寄り添う必要があります。
ハードもソフトもバリアフリーな社会が、もっと進む為には、何が必要なのか、真剣に考える時期だと思います。
失敗しないようにと先回りして手をやいてしまいがちですが、それが本人の意思とは正反対のことであったりして、子どもたちを苦しめてしまった経験もあります。
「相談できる環境を作ること」や「得意分野を伸ばすサポートをする」ということをして、子どもたちが自分に自信を持って自分らしく元気に生きていけるように伴走したいと思っています。
私自身、これまで誰かに向けて「自分の経験や弱みを話す」ということを行った経験はそこまで多く有りませんでした。
参加者の皆さんから「丁寧にお話しいただいて分かりやすかった」「当事者の経験は学びになる」などの嬉しい感想もいただいております。
これまでの経験や想いを自分の言葉で発信することの大切さを、今回改めて感じることができました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。